
日本人は銀行預金やゆうちょ以外の資産運用にあまり積極的ではありません。その理由が元本保証されない怪しい金融商品には手を出さないのが賢明だというリスク回避の考え方が浸透しているからなのでしょう。しかしバブル経済によって一般の人も株式や国債、外貨預金などの金融商品による資産運用に手を出し始めるようになりました。
しかし、まだまだ為替を扱う金融商品なんて一般人には馴染みの薄いもので、胡散臭さがぬぐえないのかもしれません。したがっていまだに外貨預金と外国為替証拠金取引の違いが具体的に分かっていない人が多いようです。
事実1998年までは外国為替というシロモノは銀行を仲介して取引することが法律で決められていました。しかし1999年以降金融が自由化され我々のような一般人でも銀行を介さずに外国為替を使って取引できるようになったのです。
今皆さんがご覧になっている外国為替証拠金取引というのは登場してからまだそれほど歴史がある金融商品ではないわけです。それまで外国通貨を使った資産運用方法というのは外貨預金でした。外貨預金というのは呼んで字のごとく外貨を銀行に預ける資産運用方法です。しかし外国旅行に言った人なら経験があると思うのですが、銀行で日本円を現地の通貨に両替するときには相当な手数料が取られてしまいますね。外貨預金の場合も皆さんがお持ちの日本円を外貨に両替して預金するので銀行は高い手数料を取ることが出来ます。
手数料自体は外国為替証拠金取引の場合も発生しますが、こちらは金融商品自由化の恩恵で銀行に払う手数料に比べれば格段に安い手数料で済むのです。また外貨預金の場合、資産を動かせるのは銀行の営業時間内です。これでは24時間変動する外貨の為替市場にシームレスに対応できるはずがありません。
ところが外国為替証拠金取引の場合は24時間為替の売買が可能です。また複数の外貨に振り分けて運用することでリスクの少ない、あるいは配当の高い為替でコントロールすることが可能になります。これだけ見ても外貨預金と外国為替証拠金取引の違いとリスクコントロールの面でどちらが有利かはお分かりいただけると思います。
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